お礼状の書き方とマナー|手書きで感謝を伝える例文付き
心のこもったお礼状の書き方を、例文とともに解説します。ビジネスシーンから日常まで使える、手書きのお礼状マナーをマスターしましょう。
メールやLINEが主流の今だからこそ、手書きのお礼状は特別な価値を持ちます。
この記事では、心のこもったお礼状の書き方を、具体的な例文とともに解説します。
お礼状を書くべきタイミング
お礼状は、「できるだけ早く」書くのが鉄則です。
お礼状を書くべき場面:
- お祝いやプレゼントをいただいたとき
- 食事やパーティーに招待されたとき
- 仕事でお世話になったとき
- 面接や訪問のお礼
- お見舞いのお礼
タイミング:
- できれば当日中、遅くとも3日以内
- 「鉄は熱いうちに打て」が基本
お礼状の基本構成
お礼状には、決まった「型」があります。
1. 前文(挨拶)
基本パターン:
- 拝啓
- 時候の挨拶
- 相手の安否を尋ねる
例: 「拝啓 春暖の候、〇〇様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。」
2. 主文(お礼の内容)
ここが最も重要な部分です。
ポイント:
- 具体的に何に対するお礼かを明記
- 感謝の気持ちを具体的に表現
- 相手の心遣いに触れる
例: 「さて、このたびは結構なお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。家族一同で美味しくいただいております。」
3. 末文(結びの挨拶)
基本パターン:
- 今後のお付き合いをお願いする
- 相手の健康を祈る
- 敬具で締める
例: 「今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。末筆ながら、〇〇様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。敬具」
4. 後付け
- 日付
- 差出人の名前
- 宛名
シーン別お礼状の例文
ビジネス|面接のお礼
拝啓 早春の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、本日は貴重なお時間を割いていただき、面接の機会を賜りましたこと、 心より感謝申し上げます。
〇〇様から伺った貴社の理念に深く共感いたしました。 ぜひとも貴社の一員として貢献させていただきたく存じます。
取り急ぎ、書中をもちましてお礼申し上げます。
敬具
令和〇年〇月〇日 山田太郎
プライベート|プレゼントのお礼
拝啓 新緑の候、〇〇様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
このたびは、誕生日に素敵な花束をお送りいただき、 ありがとうございました。
リビングに飾らせていただいております。 お花を見るたびに、〇〇様の温かいお心遣いを感じております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
敬具
令和〇年〇月〇日 田中花子
ビジネス|お世話になった方へ
拝啓 盛夏の候、〇〇様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度のプロジェクトでは、〇〇様に多大なるご支援を賜り、 心より感謝申し上げます。
〇〇様のご助言により、無事プロジェクトを成功に導くことができました。 これもひとえに〇〇様のご指導の賜物と、深く感謝しております。
今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
末筆ながら、〇〇様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。
敬具
令和〇年〇月〇日 鈴木一郎
お礼状を手書きで書くメリット
メリット1:誠意が伝わる
メールよりも、手書きの方が圧倒的に誠意が伝わります。
「わざわざ手書きで書いてくれた」という事実そのものが、相手への敬意を示します。
メリット2:印象に残る
手書きのお礼状は、もらった相手の記憶に強く残ります。
ビジネスシーンでは、他の候補者と差をつける武器になります。
メリット3:自分の成長にもなる
丁寧に手紙を書く習慣は、文章力や気配りの力を養います。
お礼状を美しく書くコツ
1. 便箋と封筒を選ぶ
ビジネス:
- 白無地の便箋
- 白無地の封筒
- 縦書き
プライベート:
- 季節感のある便箋もOK
- 柄入りの便箋もOK
- 相手との関係に応じて選ぶ
2. 丁寧に書く
お礼状は「読みやすさ」より「丁寧さ」が大切です。
- ゆっくり書く
- 文字の大きさを揃える
- 余白を意識する
練習してから清書することをおすすめします。
3. なぞり書きで練習する
いきなり清書するのではなく、一度練習してから書きましょう。
当サイトでは、お礼状の例文をなぞり書きプリントに変換できます:
なぞり書きで練習してから清書すると、美しく書けます。
お礼状のNG集
NG1:遅すぎるお礼状
お礼状は、鮮度が命です。
1週間以上経ってからのお礼状は、逆効果になることも。
NG2:定型文のコピペ感
ネットで拾った例文をそのまま使うと、心がこもっていない印象に。
必ず自分の言葉で、具体的なエピソードを入れましょう。
NG3:修正液や修正テープを使う
手書きのお礼状で修正液を使うのはNG。
間違えたら、最初から書き直しましょう。
まとめ
お礼状を書くときのポイント:
- できるだけ早く(3日以内に)
- 手書きで書く
- 前文・主文・末文の構成を守る
- 具体的なエピソードを入れる
- 丁寧に、ゆっくり書く
手書きのお礼状は、デジタル時代だからこそ価値があります。
心のこもったお礼状で、感謝の気持ちを伝えましょう。